2015年10月10日土曜日

14ステラ4000XG インプレ

私の愛用リール14ステラ4000XGについて書きます。
今年の7月に購入しまして2か月ちょい使用しました。釣行ペースは2回/週で1釣行の時間は3時間前後です。時間換算すると60時間位使用した事になります。


(スプールは夢屋、ハンドルノブはリブレのフォルティシモに交換してあります。)

まずは巻き心地、これは文句ありません。マイクロモジュールギアのシルキーな巻き心地は他のリールとは全くの別次元です。よく15ツインパワーもステラと同じくらいの巻き心地と言う人もいるようです。しかし私は15ツインパワー4000XGも所有していますが全く次元が違います。

次に飛距離。ステラはスプールの長さが他のリールよりも長くなっており飛距離がUPするようです。以下がメーカー説明

■ロングストローク
遠投性能が飛躍的にアップ。
NEW STELLAのスプールは今までのSTELLAと同様にロングストロークタイプを採用。ラインの射出性能に長け、当社の室内テストにおいては、通常のストロークを持つリールと比較して最長飛距離は約10mアップ、平均飛距離は15%も向上した。

メーカーは15%の飛距離UPと言っています。実際に15%UPしたかはわかりませんが、確かに飛距離はUPしました。NESSAS1100×バイオマスターSW4000XG(PE1号)でスピンビームを遠投しても100mまでは飛ぶ事は滅多になかったですが、NESSA1100×ステラ4000XG(PE1号)ではスピンビームの遠投で安定して100m位飛ばす事ができています。サーフの釣りでは飛距離がとても重要になってくると考えていますのでこの性能は大きなアドバンテージになると考えています。ちなみに15ツインパワーSWもステラと同じロングストロークタイプですので飛距離は期待できると思います。

以上の巻き心地、飛距離向上の2点が他のリールと比較して大きく突出している点だと思いました。

しかし残念な所もあります。それはコアプロテクトです。コアプロテクトについてメーカーは以下のように説明しています。

コアプロテクトとは、水玉を形成して水を弾く撥水処理(水玉効果)を各部に配置し、回転レスポンスや軽さを維持したままボディ内部への水や異物の侵入をブロックする機構である。搭載箇所は、ローターとボディ間に配されたストッパーベアリング、ボディ、ラインローラーの3カ所。非接触シールは回転が軽いうえに摩耗せず、性能は長期間キープされる。ボディあわせ面をフラット化し撥水処理を加え、ストッパーレバーをなくすことでウイークポイントを払拭。ボディ前面はもちろん、側面、背面からも水の浸入を防ぎ、回転の初期性能が長期間保持される

要は、ノーメンテナンス(簡単な水洗いだけ)でOKですよって事です。しかし水洗いだけのメンテナンスできた結果、2か月でラインローラーが逝ってしまいました。ラインローラーは旧タイプの注油できるタイプの方が安心できます。逝ってしまったラインローラーは分解し注油する事で復活しましたが、注油した事でコアプロテクトの撥水膜はもうありません。それ以降は毎釣行後ラインローラー部は注油していて今の所問題ありませんが、もし次逝ってしまったら10ステラのラインローラーを移植するつもりで部品は取り寄せてあります。自分の答えは「コアプロテクトは必要ない。以前みたいに注油できるタイプの方が良い」です。

残念な部分もありましたが総合的に見て14ステラ4000XGは満足しています。買って良かったと思っています。よくステラ1台買うならツインパワー2台買うと言う人もいますが、実際に使ってみるとステラとツインパワーの差額が納得できると思いますよ。

以上が14ステラ4000XGの簡単なインプレでした。



ちなみにハンドルノブはリブレのフォルティシモを付けています。
このハンドルノブのインプレはまた別の日にでも。
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